最近、自分の行動パターンを振り返ってみて、「僕はかなり慎重なタイプなのかもしれない」と思うようになりました。
何か新しいことを始めるとき、僕はすぐに行動するのではなく、まず徹底的に調べます。いわゆる「外堀を埋める」というやり方です。
昔からその傾向はありました。
例えば、少し高価なものを買うときでも、何か月もかけて情報を集め、比較し、本当に納得できるまで決断しませんでした。
今でも、そのスタイルはあまり変わっていません。
何かを作るときや新しい企画を始めるときも、何週間、場合によっては何か月も準備をします。情報を集め、問題点を洗い出し、「これなら大丈夫だ」と自分が納得してから、ようやく動き始めます。
世の中には「善は急げ」という言葉がありますし、「成功する人は行動が早い」ともよく言われます。
確かに、思い立ったらすぐに行動できる人は魅力的です。
一方で、僕はそのタイプではありません。
もちろん、一度始めれば集中して進めますが、スタートラインに立つまでにはかなり時間をかけます。
これは良く言えば計画的なのかもしれません。
十分に調査し、準備を整え、失敗する可能性をできるだけ減らしてから動く。そう考えれば、慎重さは一つの強みとも言えます。
しかし、悪く言えば「行動を始めるまでが遅い」ということでもあります。
本当なら1日や2日で始められることでも、「もう少し調べよう」「もう少し考えよう」と準備を続けてしまうことがあります。
その結果、スタートが遅れてしまうことも少なくありません。
だから、この慎重さは長所でもあり、短所でもあるのでしょう。
ただ最近は、「すぐ行動できない自分」を必要以上に否定する必要はないのではないかと思うようになりました。
慎重だからこそ、大きな失敗を避けられることもあります。十分な準備をしたからこそ、安心して前に進めることもあります。
もちろん、慎重になりすぎて何も始められなければ意味がありません。
だからこれからは、自分の慎重さという長所は活かしつつ、「ある程度準備ができたら動き出す」というバランスを意識していきたいと思っています。
慎重さは決して悪いことではありません。
大切なのは、その慎重さが「前へ進むための準備」になっているのか、それとも「行動しないための言い訳」になっているのかを、自分自身で見極めることなのだと思います。