以前にも少し触れたけれど、自分の恋愛に関する“黒歴史”が、今の絵に影響しているのではないか――そんなことをふと思ったので書いてみる。
若い頃は、誰でも誰かを好きになるものだと思う。でも、その気持ちがうまく実ることは少なくて、振り返ると、報われない片思いに長い時間を使っていた気もする。
じゃあ、その経験が「絵を描く理由」になっているのかと言われると、正直よくわからない。ただ、恋愛に対してどこか満たされなかった感覚があったのは確かで、それが多少なりとも影響している可能性はあると思う。
思い返せば、昔からいわゆる“オタクっぽい”女の子の絵を描いていた気がする。今でもそういうゲームを遊んでいるし、自分の中の女性像は、そうした世界観に影響を受けているのかもしれない。
もちろん、現実の女性と空想の女性が違うことは理解している。それでも、自分の中で自由に思い描いている分には問題はないとも思っている。
若い頃は女性アーティストに夢中になっていた時期もあった。今振り返れば、ごく普通の若者だったのかもしれない。ただ、それが今の絵にどう関係しているのかは、やはりはっきりとはわからない。
結局のところ、片思いの黒歴史をどこかで誤魔化すために絵を描いているのか、それとも全く別の理由なのか――自分でもよくわからない。ただ、無関係ではない気もするし、かといってそれがすべてとも思えない。
そんな曖昧なまま、今も絵を描いている。