2026年6月5日金曜日

「ひきこもり」とは何なのかを考えてみる

最近、「ひきこもりの人が増えている」という話をよく耳にします。日本には約140万人いるという調査結果もあり、社会的な関心も高いテーマです。

ただ、私は以前から少し疑問に思っていることがあります。

それは、「ひきこもり」とは何を指すのか、ということです。

一般的には、長期間にわたって社会参加をせず、自宅にこもっている状態を指します。しかし、現代ではインターネットを利用して自宅で働く人も増えています。

例えば、テレワークで仕事をしている人がいます。外出はほとんどせず、自宅で生活しているとしても、仕事をして収入を得ているなら、一般的な意味での「ひきこもり」とは少し違うように感じます。

私の個人的な感覚では、「ひきこもり」と「仕事をしていない状態」はかなり重なっているように思います。

たとえば専業トレーダーの人です。実際に、自宅からほとんど出ずに株やFXの取引だけで生活し、多額の資産を築いている人もいます。中には何億円、何十億円という資産を持つ人もいます。

こうした人を「ひきこもり」と呼ぶ人はあまりいないでしょう。

また、YouTuberも同じです。

動画の企画、撮影、編集をほとんど自宅で行い、外出する機会が少ない人もいます。しかし、それで収入を得ているなら職業として成立しています。

極端な話、自宅からほとんど出なくても、収入を得て社会とつながっているなら、「ひきこもり」という言葉から受けるイメージとは違う気がします。

もちろん、誰もが簡単にできることではありません。

トレーダーになるにも知識や経験が必要ですし、YouTubeで収益を上げるにも継続的な努力が求められます。自宅でできる仕事の多くは、時間給ではなく成果報酬型に近いものになります。

だからといって、「ひきこもりの人は努力が足りない」と言いたいわけではありません。

人それぞれ事情がありますし、精神的な問題や家庭環境など、さまざまな要因が関係している場合もあります。

ただ一方で、現代はインターネットによって、自宅にいながら収入を得られる可能性が以前より大きく広がった時代でもあります。

外へ出て働くことだけが仕事ではありません。

もし外で働くことが難しくても、家の中でできる仕事や活動を見つけることができれば、社会との接点を持ちながら生活する道もあるのではないかと思います。

「ひきこもり」とは何か。

単純に外出の有無で決まるのか、それとも社会との関わり方や経済的な自立によって変わるのか。

この問題については、もう少し広い視点で考えてみる必要があるのかもしれません。

「ひきこもり」とは何なのかを考えてみる

最近、「ひきこもりの人が増えている」という話をよく耳にします。日本には約140万人いるという調査結果もあり、社会的な関心も高いテーマです。 ただ、私は以前から少し疑問に思っていることがあります。 それは、「ひきこもり」とは何を指すのか、ということです。 一般的には、長期間にわたっ...