2024年から2025年にかけて、僕は本気でゲーム制作に打ち込んでいた。もともとずっとやってみたかったことだったし、仕事の時間も最低限に抑えて、ほとんどの時間を制作に費やしていた。
あの頃は、「ここまでやれば何かしら結果が出るだろう」と思っていた。でも、振り返ってみると、現実はかなり厳しかった。
売上という意味では、正直に言って惨敗だったと思う。
それでも、完全に何も残らなかったわけではない。最終的に10本以上のゲームを完成させることができた。ただ、その内容は他人から見れば中途半端に映ったかもしれない。
自分の中でのこだわりははっきりしていて、グラフィックに全力を注いでいた。プログラミングが得意ではなかったこともあり、ゲーム性にはあまり重点を置かなかった。この判断が良くなかったのは間違いないと思う。
さらに大きかったのは、「自分が作りたいゲーム」と「世間が求めているゲーム」のズレだった。
自分の作品は自分では気に入っている。でも、それが他人にも受け入れられるかというと、話は別だ。そのギャップは最後まで埋まらなかった気がする。
ただ、グラフィックに全振りした制作スタイルは、いかにも自分らしいとも思う。他の人とは少し違う感覚で作っていたのかもしれない。
後半は、いわゆる“バイブコーディング”にもかなり力を入れた。ただ、Unityのような高機能なエンジンを使っていたわけではなく、自分のやり方には限界もあった。それも含めて、自分らしい結果だったと思う。
器用に何でもこなせるタイプではなかった。でも、それでも制作をやり切ったという事実だけは残った。
この2年間が無駄だったのかどうかは、まだわからない。
ただ一つ言えるのは、「グラフィックにすべてを賭けた」という確かな記録だけは、自分の中に残っている。