2026年9月24日木曜日

たまに「提携しませんか」「協力できますよ」といったメールが届く

 昔、僕がやっている企画に対して、たまに「提携しませんか」「協力できますよ」といったメールが届くことがありました。

フリーで活動していた期間はかなり長いので、そういう問い合わせも何度か経験しています。

ただ、不思議だったのが、そういう話を持ちかけてくる人の多くが、まず自分のことをほとんど名乗らないんですよね。

普通、本気で誰かと提携したいと思っているなら、

「私は○○という者です」
「こういう会社を経営しています」
「こういう事業をしています」

といった自己紹介から始めるものだと思います。

ところが、僕のところに来る提携話は、どこの誰なのかもよく分からない状態で、いきなり「一緒にやりませんか」というものが多かった。

僕としては、その時点でかなり警戒します。

そして、少し話を聞いてみると、さらにおかしな内容が出てくる。

例えば、

「著作権をこちらに譲渡してほしい」

というような話です。

こちらが作った企画なのに、なぜか権利を相手に渡すことが前提になっている。

「それは提携ではないだろう」と思うような話も結構ありました。

中には、本当に危ない人物から問い合わせが来たこともあります。

気になって相手の名前をネットで検索してみたところ、その人物に騙されたという人たちの書き込みが大量に出てきたことがありました。

かなり有名な人物だったようで、

「調べておいてよかったな」

と思いました。

もちろん、すべての提携話が怪しいということではありません。

きちんとした会社や事業者同士が協力すること自体は普通のことですし、お互いにメリットがあるなら提携するのも良いと思います。

ただ、最低限、

「自分が何者なのか」

くらいは最初に説明するべきでしょう。

名前も分からない。
会社も分からない。
何をしている人なのかも分からない。

その状態で、「あなたの企画と提携したい」と言われても、信用できるはずがありません。

しかも、僕が気になっていたのは、何か問題が起きたときの責任です。

もともとの企画を運営しているのは僕なので、もし相手がその企画を利用して何か問題を起こした場合、表面的には僕の責任に見えてしまう可能性があります。

悪意のある相手だったら、問題が起きたところで姿を消してしまうかもしれない。

そう考えると、相手の身元が分からない状態で簡単に組むなんて、とてもできません。

だから昔は、こういう問い合わせが来るたびに、

「まず自分が誰なのか名乗ってくれ」

と思っていました。

最近はそういう連絡もほとんど来なくなりましたが、今もし同じようなメールが届いたとしても、身元も事業内容も分からない相手なら、おそらく返信しないと思います。

提携すること自体が悪いわけではありません。

でも、提携の話をする以前に、まず信用できる相手なのかどうか。

結局そこが一番大事なんですよね。

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