展示されていた作品は20点ほどだったと思うのですが、どれも本当に素晴らしく、とても綺麗な作品ばかりでした。特に印象に残ったのは、夜の星空の表現です。幻想的で、空気感まで伝わってくるような描き方をしていて、「こんなふうに描けるんだな」と感心しました。
もちろん、技術的にもかなり高いレベルの作品だと思います。
でも、実際に見ていて強く感じたのは、「技術以上にセンスがすごい」ということでした。
たぶん最初から完璧に描けていたわけではないと思うんです。
最初に、その人の中に独特のイメージや感覚があって、それを表現したいという気持ちが先にあった。そこに後から技術が追いついていって、最終的にああいう完成度の高い作品になったんじゃないかな、そんなふうに感じました。
絵って、結局そこが一番大事なのかもしれません。
技法や描き方、細かなテクニックももちろん重要なんだけど、それ以上に「どんな世界を描きたいのか」という感覚やセンスが大事なんだと思います。
技術というのは、描き続けている人ならある程度は身についていくものなのかもしれません。
でも、「何を描くか」「どんな空気感を作るか」「どんなイメージを持っているか」という部分は、その人自身の感性に関わるものですよね。
今回mocha展を見ていて、改めて「絵はセンスが大事なんだな」と強く感じました。
まず頭の中にイメージがあり、その世界を形にしたいという感覚がある。そこに技術が積み重なって、初めて人を惹きつける作品になるんだと思います。