2026年5月3日日曜日

女性を描く理由について

 女性を描く理由について、ときどき自分でも考えることがあります。

でも、正直に言うと「これが理由です」とはっきり説明できるものではありません。

おそらく、多くの画家にとって女性を描くことはごく自然なことで、特別な意味を持たない場合もあると思います。僕自身も、何か大きなテーマや理由があって描いているわけではありません。

昔、好きだった女性の存在がどこかで影響しているのかもしれない――そう思ったこともあります。でも、その人を意識して描いているわけではないし、実際には関係ない気もしています。

ただ、自分の気持ちの奥に、何か慰めのような感覚があって、それが女性を描かせているのかもしれない。そんなふうに考えたこともありました。でも、それも本当のところはわかりません。

気づけば、かなり昔からずっと女性を描こうとしていました。
「描いていた」というより、「描くことに挑戦し続けていた」という感覚のほうが近いかもしれません。

結局のところ、なぜ描いているのか、自分でもよくわからないんです。
ただ、「描きたい」という気持ちだけがあって、その気持ちに従って描いている。

だから今も、他のものを描こうとはあまり思わないのだと思います。

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