ヤフオクを見ていると、時々「これは大丈夫なのか?」と思うような出品に出会うことがある。
特に気になるのが、絵画のコピー品だ。
これはヤフオクに限った話ではないが、絵画の世界では本物ではない作品が売られていることがある。もちろん、コピー品として安い価格で販売されている場合もあるが、問題なのは「本物であるかのような表現」で出品されているケースだ。
それらしい説明文や雰囲気で出品されると、購入者が勘違いしてしまう可能性もある。そう考えると、少し怖い世界でもある。
美術の世界では、偽物が出回ること自体は昔から珍しいことではない。
そして残念ながら、それを利用してうまく人を騙そうとする人がいるのも事実だ。
こうした問題がヤフオクのような個人売買の場で起こると、さらに厄介になる。
なぜなら、評価が必ずしも信用できるとは限らないからだ。
評価がそこまで悪くない出品者だと、つい「大丈夫だろう」と思ってしまう人も多いだろう。
しかし、もし多くの人が本物だと信じて購入しているのだとしたら、当然評価は悪くならない。
結果として「評価が良いから安心」という判断で、さらに購入者が増えてしまうという構図も考えられる。
ヤフオクを何気なく眺めているだけでは、こうした点にはなかなか気づきにくい。
むしろ、美術に少し興味がある人ほど「掘り出し物かもしれない」と思ってしまい、騙される可能性もある。
だからこそ、絵画や美術品に素人が手を出すときは特に注意が必要だと思う。
ヤフオクのような個人取引では、基本的にすべてが自己責任になる。
自分も、何も知らずに見ていたら騙されてしまうかもしれない。
とはいえ、個人的には絵画を買うことはあまりないだろう。
よほどのお金持ちにでもならない限りは。
