ここ最近、ウクライナはドローンを使ってロシア国内の石油施設やエネルギー関連施設への攻撃を積極的に行っています。もちろん以前から行われていた面もありますが、最近はその存在感が以前より大きくなったように感じます。
それを見て思ったのは、戦争では「守るだけ」では状況を変えることは難しいということです。
防御はもちろん重要ですが、防御だけを続けていれば相手は攻撃を続けることができます。相手にも相応の損害や負担を与える「反撃能力」があって初めて、攻撃を続けるコストを相手に意識させることができるのではないでしょうか。
このことは、日本の安全保障についても考えさせられます。
これまで日本は、防衛を重視した考え方が中心だった印象があります。しかし、もし日本が攻撃を受けた場合、本当に十分な反撃能力を持っているのでしょうか。
特に今回の戦争では、高価な兵器だけでなく、比較的低コストで大量運用できるドローンが戦況に大きな影響を与えています。こうした新しい戦い方に、日本はどこまで対応できるのか気になります。
もちろん、戦争が起こらないことが何より大切です。しかし、抑止力という意味では、「守る力」だけでなく、「必要な場合には反撃できる能力」を持つことも重要なのではないかと、ウクライナ戦争を見ながら考えました。